夕陽の速さ

理屈では解っていたつもりでも,
沈み行く夕陽が動いているのをはじめて見たときには,
その速さに驚いたものです。
大阪に生まれ育ったせいか,沈む夕陽というのを意識したことがありませんでした。
大学が関東平野を見渡せるような位置にあったために,
初めてその速さを実感し,本当に驚きました。

今,夕陽を待ちわび,競争しながら,飛行機を撮影するようになり,
より一層その速度に驚嘆しています。
今,表紙にあげている一期一会の夕陽
の前後を見ていると,飛行機のアプローチにかかるほんの短い時間にも,
どんどんと夕陽が動いているのがよくわかりました。

10月30日17:00に機影が近づいてきました。
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夕陽の下端が淡路島にかかりはじめました。
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17:01です。
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徐々に夕陽の黄色い部分が無くなっていきますね。
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黄色い部分がちょびっとになりました~。
だいぶん下の方が島影に隠れはじめています。
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まだ17:01でした。

簡単な計算をしてみました。
太陽の見かけの視直径は0.53°ということです。
24時間で太陽はおよそ360°移動するわけですから,
太陽が沈み始めて全てが隠れるのに2分程度しかかからないんですね!

あらためて,速いですね~~~~
道理で飛行機と絡ませるのが難しいわけです^^;